2015年01月24日

さくらのモナカです

春までまだしばらく寒い日を耐えなければなりませんが気持ちだけでも春の気分になっていただきたいとの願いから、少し早めに春の和菓子を始めることにしました。
さくらさくらというぎゅうひ餅入りの桜型のもなかです。
あんはオーソドックスな粒あん系のもなかあんです。
粒あんといいましても象屋では、大福餅に使うやわらかいものから、どらやき用のもの、もなかに使うものなどいろいろと炊き分けて使用します。
もなかはある程度日持ちをさせなければならないし、皮がしっけたらおいしくないし、あんはやわらかいほうが基本的においしいし、矛盾した課題をひきずりながら、微妙なあんばいでこしらえます。
和菓子は材料は結構シンプルながら、火の強さや煮詰め具合、タイミングによって全然違うものに仕上がりますのでいつも気をひきしめながらあんはこの15年ほどずっと自分がたいています。
ピンク色のかわいい桜のもなかは1個税込183円です。
ご自宅用に、ご贈答用にいかがでしょうか。

右がさくらさくら左は八十八夜の頃につくる抹茶モナカです。
  


Posted by グッチ at 17:32Comments(0)季節の和菓子