2014年01月21日

厄除け祝い

もうすぐ2月3日の節分ですね。おには外、ふくは内と豆まきをされる家庭の光景が昔はよくみられましたが最近はどうでしょうか?
また、厄年の方は厄除け饅頭という黒糖のおまんじゅうや紅白饅頭を配ってみずからお祝いすることによって厄払いをしようという風習がみられます。
そうでない人も只単純に厄からのがれたいものですから、豆つながりの豆大福などを召し上がられます。
自らをお祝いして厄をとるとは、日本の文化の奥深さや複雑さを感じますね。

他にものしの表書きにはいろいろひねりを入れることがありまして、粗品の意味で「松の枝」とかいたり、お供えの意味で「寂し見舞い」とか、粗供養の意味で「志」とか書かれることがあります。
ちなみにちょっとした心遣いの意味で「志」を用いてはいけません。志は法事のお返しの粗供養に使う言葉であり、この場合は「寸志」を用いるのが一般的です。
また、棒のしのお餅は別名「ねこ」といい、猫の背中ににているところからこうよばれているようです。
節分の翌日は立春ですがまだまだ寒さはきびしいようですね。
厄除け祝い
「ウー、さむいー」



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